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【入門】3つのWeb会議ツールを比較:まずはこれだけ5つの視点

テレワークやリモート会議のために、Web会議ツールを導入する企業が増えています。 Web会議ツールを比較しているネット記事が豊富ですが、比較項目やツール数が多すぎて結局選べないと困っていませんか? そこで今回は、代表的な3つのWeb会議ツールを比較しました。

 さらに比較すべきポイントを5つに絞って、入門者でもわかりやすくしています。

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代表的な3つのWeb会議ツール

今回は代表的な3つのWeb会議ツールとしてZoom、Teams、Skypeを比較します。 

どれを選ぶか迷っているなら、ひとまずこの3つから選びましょう。

 Zoomはさまざまなサービスを展開していますが、ここではとくに「Zoom Meetings」について扱います。 世界規模でもっとも有名なWeb会議ツールでしょう。

 Teamsは「Microsoft Teams」のことです。 WordやExcelで有名なMicrosoft社が提供する総合プラットフォームで、Web会議機能のほかにチャット機能やファイル共有機能も含みます。

Skypeも同じMicrosoft社ですが、こちらはより簡単にWeb会議や通話が行えるようになっています。 無料で手軽にWeb会議が始められるツールの1つです。

5つの視点でWeb会議ツールを比較

1. セキュリティー

企業がもっとも気にする項目の1つはセキュリティーでしょう。

 Zoom、Teams、Skypeの中でもっともセキュリティーが信頼されているのはTeamsです。

Zoomは、無関係の人間が会議に乱入する「Zoom爆弾」などセキュリティーが問題視されました。 しかし現在はTLS暗号化、リアルタイムコンテンツ用AES256暗号化など他社のWeb会議ツールと遜色ないセキュリティー強度を誇っています。 ただ、問題が多発した背景から、アメリカを中心に企業や公的機関でZoomの利用を禁止しているところも一定数います。

 Teamsは通信暗号化やセキュリティ保証など、高度なセキュリティーを敷いています。 有料プランのMicrosoft 365とセキュリティ対策を複合的に行うことで、より強固で安心なTeams利用が実現できるでしょう。 世界中の教育機関からも信頼されており、Microsoft Officeと合わせて多くの企業で利用されています。 

Skypeは手軽さが売りですが、その反面セキュリティーには厳しい目を向けられがちです。 AES256暗号化は実装していますが、Skypeから携帯電話や固定電話と通話する場合、内容の一部が暗号化されません。 企業によっては情報漏えいの懸念があるため禁止しているところもあります。 機密情報を扱わない会議や日常使いには問題ないでしょう。

2. データ通信量・通信品質

手軽さが売りのSkypeでは、データ通信量が非常に少ないです。

 ただし、多人数になるとZoomやTeamsのほうが通信は劣化しづらいでしょう。 

Zoomは1時間に700MB前後のデータ通信量です。 独自の圧縮技術で高品質低通信量を実現しており、モバイル通信(4Gなど)でもWeb会議が十分可能になっています。 

Teamsは1時間に800MB前後のデータ通信量なので、Zoomより少しだけ増えています。 ただ、データ通信量による使いやすさでいえばZoomとはそこまで大きな違いはないといえそうです。 

一方、Skypeはビデオ通話で1時間240MBと、Zoom・Teamsに比べて1/3程度のデータ通信量に抑えられています。 その分、通信品質は少し低めで、音質はZoomより劣ると感じる方もいます。 また、2〜4人程度の少人数なら快適ですが、さらに人数が増えると接続が不安定になるので使い所には注意しましょう。

3. 同時接続数・持続時間

大規模なWeb会議では、数百人規模の参加人数も考えられます。

同時接続数や持続時間はZoom、Teams、Skypeで特徴が異なり、場面に応じた選択が重要です。

 Zoomは無料だと最大100人40分、2人だと時間無制限で利用できます。 有料だと最大500人30時間(別サービスのZoom Roomsだと最大1,000人)であり、中〜大規模のWeb会議でも対応できるでしょう。 

一方Teamsは無料だと50人までで最長60分と、Zoomより少し長めです。 有料だと最大10,000人まで可能であり、より大規模会議であればセキュリティーの強さと合わせてTeamsが重宝します。 

Skypeは小規模向けです。 音声だと最大100人、ビデオ通話だと最大50人で、3つのツールでは唯一無料で何人でも時間無制限です。 ただし、人数が増えると通信が重くなりがちなので、多くても4人程度に抑えるのが良いでしょう。

4. 費用対効果

Web会議を導入した場合は、必ず費用対効果について検証を続けるべきです。 

無料プランでは(設備費以外に)費用が発生しないため、ここでは各Web会議ツールの有料プランについて概説します。

 基本的には、WordやExcelなどのOffice製品をよく利用しているなら連携が強力なTeams、そうでないならZoom、無料で手軽さを第一にするならSkypeです。 

Zoomの有料プランは1ライセンス月あたり2,000円(プロ)、2,700円(ビジネス・大企業向け仕様)があります。 ライセンスは共有でき、同時でなければ複数人が有料プランを利用できます。 

参加人数を最大500人まで増やせて制限時間も30時間なので、利用できる会議の幅が広がるでしょう。 ただ、通信が安定していること以外にZoomでこそできるような機能はあまりないです。 

一方、Teamsは1ユーザーあたりで月540円(Microsoft 365 Business Basic)、1,360円(Microsoft 365 Business Standard)プランとなっています。

Officeを365で利用しているという方はBusiness Standardでしょう。

Zoomより安くなっている分、ライセンスではなくユーザー数を固定しています。 

なんといっても強みはOfficeを中心としたMicrosoft製品との連携です。 とくに、Microsoft 365に加入済みならWeb会議ツールはTeams一択でしょう。

Skypeは無料プランのみ存在します(有料プランはTeamsと統合されました)。 

Teamsにも無料プランが存在しますが、Skypeは機能や性能を絞ってよりコンパクトなニーズに対応できます。 費用対効果はZoom、Teamsに比べて小さめでしょう。

5. サポート体制

無料・有料含めて総合的なサポート体制はZoomが強力です。 

ただ、Teamsは有料だと同等のサポートが受けられますし、Skypeはそもそも機能がシンプルなので他よりサポートの必要性が低いでしょう。

 Zoomは無料でもチャットサポートが受けられます。 有料プランだと、ウェブチケットとしてすぐ解決してほしい問題を報告でき、エキスパートが即座に対応してくれます。 また、24時間365日対応のライブチャットで会話しながらサポートしてもらえるので、積極的に利用しましょう。

 Teamsは無料プランだと電話・Webサポートを受けられません。 有料プランなら稼働率99.9%保証や、24時間年中無休の電話・Webサポートが受けられます。

 Skypeは、公式ページのヘルプに当てはまらない問題に対して、Skypeコミュニティの専門家に質問できます。 電話サポートはMicrosoft 365サポート経由になるので、Skypeの無料プランのみ利用している場合は受けられません。

まとめ

今回は、Web会議入門者のために代表的な3つのWeb会議ツールを5つの視点で比較しました。 世界的にテレワークやWeb会議が推進されているので、Web会議ツールも多種多様になっています。 Web会議ツールを選ぶことはWeb会議入門者にとって簡単ではありませんが、今回まとめた5つの視点を中心に、ぜひ企業や個人に合ったツールを見つけてください。

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