3分理解!Web会議入門者にZoomをおすすめする5つのポイント
Web会議ツールといえばこれ!と世界規模で認知されているのが、Zoomです。
しかし、Zoomの何がそんなにいいのか、Web会議入門者のなかにはよくわかっていない方もいるでしょう。
そこで今回は、Web会議を始めて日が浅い方のために、Web会議ツールとしてZoomをおすすめするポイントを5つにまとめて解説します。
Zoomとは?
Zoomとは一般に「Zoom Meetings」のことで、Zoomビデオコミュニケーションズ社が開発したオンラインミーティングツールです。
サービス事業者側のサーバー内アプリケーションをネット経由で利用するため、クラウド型(ASP型)とも呼ばれます。
利用にはインターネット環境とパソコン等のデバイスが必要です。
コロナ禍でWeb会議ツールが利用され始めた時流にいち早く乗り、全世界の利用者が2019年12月時点の1,000万人から2020年4月には3億人に増えるなど、もっとも利用されているWeb会議ツールです。
Web会議入門者にZoomをおすすめする5つのポイント
1. 無料でも機能性は十分
Zoomには無料プランがあり、Web会議入門者にとっては録画など十分な機能が利用できます。
Zoom無料プランは、Web会議ツールの無料プランとしては数少ない録画機能を備えています。
ほかにも、仮想で会議室を作って参加者を分割できるブレイクアウトルームや、Slack・Googleカレンダーとの連携もZoom無料プランで可能です。
バーチャル背景・画面共有・ホワイトボードといった標準的な機能ももちろん使えるので、Web会議をとりあえず始めるには十分でしょう。
2. 簡単な使い方
Zoomの使い方は、多機能ながらシンプルです。
アカウント登録が必要なのは主催者(ホスト)だけで、参加者は必要ありません。
Web会議の開始も「新規ミーティング」ボタンを押すだけで済みます。
招待する際は、ミーティング画面の「参加者」ボタンからメールやメッセンジャーツールで招待リンクを送信します。
基本的な機能はボタン1、2回のクリックで実行できます。
ミーティング画面のメニューも、アイコンだけでなく「ミュート」や「ビデオの停止」など説明付きなので、Web会議ツールに詳しくなくても操作しやすいよう配慮されています。
3. さまざまな活用ケース
基本的なWeb会議ツールとしての活用から、シェアの高さから世界規模でもZoomは利用できます。
2020年4月の調査で、直近1週間で使ったWeb会議ツールがZoomと答えた割合は、日本で30%、アメリカで48%(J.D.パワー調べ)、どちらもトップの割合でした。
世界的に認知されているため、海外取引でもZoomは利用できるでしょう。
低通信量(300〜500MB/h)で安定しており、Wi-Fiがない場所でもモバイルデータ通信(4Gなど)でZoomは十分利用できます。
そのため、作業現場とリアルタイムで連携したり、移動中もWeb会議に参加できたりします。
4. Microsoft Teamsとの比較
似た機能を有するMicrosoft Teamsと簡単にZoomを比較してみます。
少なくとも無料プランでは、ZoomのほうがWeb会議入門者に適しています。
Zoomが優れている点は、通信量です。
Teamsが700〜800MB/hに対して、Zoomは300〜500MB/hに抑えられています。
また、Zoomは無料プランで録画が利用できる数少ないWeb会議
ツールです。
Teamsは有料プランでなければ録画できません。
参加可能人数もZoomの方が多いです。
Web会議に参加可能な最大人数はTeamsが300人、Zoomが500人(無料だと100人)です。
ただし、Zoomは無料版の場合、3人以上だと40分の時間制限があります。
Teamsには無料版でも時間制限はありません。
5. セキュリティなどの注意点
Zoomを利用しない理由として、セキュリティの懸念がよく挙げられます。
しかし、2020年4月のZoom5.0で大幅にセキュリティが強化されており、他のWeb会議ツールと同等レベルのセキュリティは達成していると言えるでしょう。
詳細はZoomの公式ブログやサイトを確認してください。
また、安全のため、Zoomバージョンは常に最新を使いましょう。
まとめ
今回は、Web会議入門者のためにZoomのおすすめポイントを5つに分けて紹介しました。
無料で機能性も十分なZoomは、まさにWeb会議入門に最適です。
使っていくうちに必要な機能がわかってきて、Zoom有料プランに上げるのもいいでしょう。
まずはZoomから、Web会議の使い方をしっかりと学んでみてください。