
【1人向け】Web会議用ヘッドセットを間違えずに選ぶ4つの基準
社内会議や就活の面接など、あらゆるところでWeb会議が利用されるようになりました。
会議の質・生産性を上げるために、1人でWeb会議に参加する際はヘッドセットを利用することが推奨されます。
しかし、ヘッドセットは有線・ワイヤレス接続や片耳しかないタイプなど、バリエーションが非常に豊富です。
どのヘッドセットを購入すれば良いのか、迷ってはいませんか?
そこで今回は、自分にとってベストなWeb会議用ヘッドセットを選ぶための基準を4つ紹介します。
ヘッドセットとは?
ヘッドセットとは、ヘッドホン(イヤホン)とマイクが一体化したオーディオ機器です。
もっとも大きなメリットは、「相手の声が聞き取りやすくなって、自分の声が届けやすくなる」ことでしょう。
ヘッドセットは頭や耳に取り付けるため、パソコン内蔵のスピーカー・マイクよりも耳元口元に近づけられます。
そのため、同じ部屋で複数人がWeb会議に参加する場合も重宝します。
また、手で持ったり机に固定もしないので、自由度が高いのも特徴です。
1人Web会議用ヘッドセットの選び方4つ
ここでは、Web会議用ヘッドセットの選び方を、大きく4つに分類して紹介します。
1. 有線かワイヤレスか
ヘッドセットをパソコンやスマホ等に接続する方法は、有線接続かワイヤレス(無線)接続の2種類があります。
有線は、ワイヤレスよりトラブルが少なく、安くても音質が比較的良いため入門者にはおすすめです。
ヘッドセットの有線接続は、USB接続とイヤホンジャック(ステレオミニプラグ)タイプがあります。
普段はパソコンでWeb会議に参加するということであれば、USB接続で良いでしょう。
イヤホンジャックタイプはスマホやタブレットが主流ですが、MacBookにも付いています。
パソコンと有線接続されたヘッドセットなら、会議中に接続が切れるようなトラブルはあまり起こらないので安心感もありますね。
ワイヤレス接続のヘッドセットなら、デスク周りがスッキリし、席から離れても使えるのが利点です。
自由度を求めるなら有線型より優れているでしょう。
ワイヤレス接続には、Bluetooth接続とUSBレシーバー型の2種類が基本です。
ヘッドセットを使用した状態で、接続機器から10〜30mほど離れられるため、使いながら必要な資料を取りに動けます。
ただし、丸一日ヘッドセットを使う場合は最低でもバッテリー持続時間に6時間はほしいところです。
こまめな充電を心がけたり、商品によっては充電型スタンド付きもあるので検討しましょう。
2. 両耳か片耳か
ヘッドセットは両耳タイプと片耳タイプがあります。
両耳タイプは遮音性が高く、会議に集中しやすいヘッドセットが主流です。
どちらを選ぶか迷う場合は、まず両耳タイプを試すことをおすすめします。
片耳タイプは、耳に引っ掛けるイヤーフックタイプで多いです。
片耳を塞がないため、外部の音を聞きたい方にはおすすめです。
コスパを重視するなら、マイクが可動式のヘッドセットを選びましょう。
口元までマイクを近づけられるため、相手に声を届けやすくなります。
3. ノイズキャンセリングかどうかやマイクの指向性
周りの音を拾わないノイズキャンセリング機能は、ヘッドセットには基本ほしいところです。
マイクの指向性は単一指向性のものを選びましょう。
とくに、ノイズキャンセリングマイク機能があれば、エアコンや周囲の雑音を相手に届けず済みます。
ただし、性能は価格帯によって大きく異なります。
まずは試してみたいという場合、5,000円以下でも十分です。
マイクは基本的に単一指向性を選びましょう。
指向性がなかったり全方向だったりすると、周りの音が拾われやすいです。
4. 重さや締付け具合などの装着感
ヘッドセットの装着感は、できれば実際の商品を試着することをおすすめします。
ヘッドセットが重いとすぐ疲れたり耳が痛くなるので、できれば軽めを選びましょう。
ただし、イヤーパッドが大きいヘッドセットだと密閉性が高く、相手の声を聞き取りやすくなります。
どうしてもヘッドホンタイプが苦手という場合は、首辺りにかけるネックバンドタイプ、耳にかけるイヤーフックタイプを検討しましょう。
メガネを使っている場合はイヤホンタイプだとじゃまになりません。
まとめ
今回は、Web会議で使うヘッドセットを選ぶ基準として大きく4つ紹介しました。
1人でWeb会議に参加する場合は、よく聞こえて声が届けやすくなるヘッドセットを使うべきです。
機能や価格もさまざまですが、まずは1つ使ってみて、実際の使用感からほしい機能を決めていくのも良いと思います。
今回示した4つの基準を基に、まず1つのヘッドセットを選んでみましょう。

